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キャベツがまずい?その原因とおいしいキャベツの選び方を紹介!

「キャベツがまずい!」

「おいしいキャベツの選び方を知りたい!」

「キャベツのまずくならない保存方法を知りたい!」

本記事ではそんな方のために役立つ内容を

  • キャベツがまずい理由
  • 新鮮なキャベツの見分け方
  • キャベツをおいしく保存するための方法
  • キャベツのおいしい食べ方

について紹介します。

キャベツがまずいと感じる人、子供がキャベツをまずいと感じているがおいしく食べさせたい人にとって役立つ記事になっていますので、ぜひご覧ください。

キャベツがまずい原因は?

まず初めに、キャベツがまずいと感じる理由を3つ紹介します。

まずい原因① 新鮮ではない

まず初めに、キャベツが新鮮ではないという理由でキャベツがまずいと感じることがあります。

通常キャベツは生産者が収穫してからおよそ2日~3日で店頭に並びます。

野菜は、収穫されてから日が経つにつれて鮮度が落ちるとともに食味も落ちていきます。

キャベツは比較的鮮度が長持ちする野菜であるため、収穫されてから2日~3日であれば、おいしく食べることができます。

しかし、輸送の影響やキャベツの消費が少なく、商品が余っているときなどは収穫から時間が経ったものが店頭に並ぶこともあり、まずいと感じることがあります。

まずい原因② 保存方法が良くない

キャベツがまずいと感じる2つ目の理由は、キャベツの保存方法が良くないからということが考えられます。

キャベツは店頭ではしばしば常温で販売されていることがありますが、それは鮮度が良いキャベツであったり、カットされていないキャベツであることがほとんどです。

キャベツをカットしたのであれば、すぐにサランラップやジップロックに入れ、冷蔵庫で保存しましょう。

まずい原因③ 時期によってキャベツの味が違う

キャベツがまずいと感じる3つ目の理由は、季節による味の違いが挙げられます。

キャベツは通年を通してスーパーで見かけますが、季節によってキャベツの種類が異なります。

下記にキャベツの時期別の味の違いについてまとめました。

キャベツの種類 時期 特徴
春キャベツ 3月~5月 比較的甘い。巻きが緩く葉が柔らかい。サラダに適する。
夏キャベツ 7月~10月 巻きがしっかりしていて葉が厚いが水分が多い。サラダや浅漬けに適する。
冬キャベツ 11月~3月 巻きが固く締まっており、葉が厚い。加熱調理に適する。

時期によってキャベツの品種が異なり、味の違いや食感の違いも異なります。

それぞれの季節によりあった食べ方があるため、時期によってまずく感じてしまうこともあるようです。

まずいと感じたときの対策

続いてキャベツがまずいと感じたときに行う対策を3つ紹介します。

新鮮なキャベツを選ぶ

新鮮なキャベツは、外葉が緑色で葉がみずみずしく、しっかりしているものを選びましょう。

また、丸ごとキャベツを買う場合は、収穫したときの切り口を確認しましょう。

キャベツの外葉がしおれていたり、芯が茶色くなっているものは避けましょう。

キャベツの選び方をまとめると以下の通りです。

  • 重みがあり、葉がしっかりと巻かれているもの(冬キャベツ)
  • 葉にツヤやハリがあり、緑色が濃いもの
  • 切り口がみずみずしく、変色していたり割れたりしていないもの

下記にキャベツの選び方を時期別に紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:キャベツの選び方3つ|今日から試せるポイントをわかりやすく紹介

保存方法を工夫する

芯を取り除き、水を含ませたキッチンペーパーで詰めて保存しましょう。

キャベツは収穫後も、茎の先端にある生長点を起点として生長を続けています。

収穫したキャベツは根っこがないため、ついている葉っぱから栄養を取ってしまうのです。

茎を取り除き、水を含ませたキッチンペーパーを詰めたらビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存すれば3週間程度は保存可能です。

半分にカットしてあるキャベツも同様、芯を取り除き、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

なお、ビニール袋に入れる時は、湿らせたキッチンペーパーなどで保湿しておくとさらに保存期間を伸ばすことができます。

また、キャベツにはイソチオシアネートという物質が含まれています。

保管中に酸素と反応して苦みを感じてしまうことがあるため、なるべく早めに食べることをおすすめします。

参考:キャベツを調理して食べたら苦味を感じたり、異臭がしたりしたが、どうしてですか。:農林水産省

旬によって調理方法を変える

最後に、旬によって調理方法を変えることをおすすめします。

先ほどの通り、キャベツは、

  • 春キャベツ
  • 夏キャベツ
  • 冬キャベツ

の3つの旬に分けることが可能です。

それぞれの特徴に合わせた調理方法をしましょう。

それぞれの旬における特徴と調理方法の違いを下記の表にまとめました。

キャベツ 葉の特徴 おすすめの調理方法
春キャベツ 葉が柔らかい サラダ、浅漬け
夏キャベツ 葉がみずみずしい サラダ、浅漬け、加熱調理
冬キャベツ 葉が固い 加熱調理

冬キャベツは、生ではなく、加熱調理すると甘味が出ておいしくなります。

夏キャベツは場合によっては苦み成分であるイソチオシアネートが多くなっている場合があり、苦みを感じる場合があります。

その場合は、サラダではなく、加熱調理が適するでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、キャベツがまずいと感じる理由とその予防方法や対処方法について紹介しました。

キャベツがまずいと感じたときは本記事を参考にしてみてください。

ABOUT ME
ひよこ
小さいころから畑で遊び、野菜に触れてきました。農学部卒業後、地元のJAへ就職。生産現場から販売まで幅広く携わりました。 野菜を食べることが好きで1日に700g食べてます。